【飲食店オーナー様向け】一体どのキャッシュレス決済を導入すればいいの?
今、一番よく使われているキャッシュレス決済とは?
日本国内で年間何件のキャッシュレス決済が行われているかご存じでしょうか?
2023年では、なんと345億回もキャッシュレス決済が行われているのです!
昨年は295億回だったので、約50億回も増えています。
そして、「支払金額」と「支払回数」の割合では以下のようになっています。
●支払金額での割合(2023年)
1位 クレジットカード決済 83.5%(12.7%増)
2位 QRコード決済(PayPayなど) 8.6%(37.5%増)
3位 電子マネー(Suicaなど) 5.1%(5.3%増)
●支払件数での割合(2023年)
1位 クレジットカード決済 52.2%(12.7%増)
2位 QRコード決済(PayPayなど) 27.3%(33.0%増)
3位 電子マネー(Suicaなど) 18.0%(4.7%増)
やはり、クレジットカード決済が堂々の1位ですが、注目すべきはPayPay、d払い、auPAY、楽天ペイなどといった
QRコード決済がどんどん伸びている点です。
逆に近年、電子マネーはQRコードに抜かされている傾向にあります。
PayPayなどを導入するお店が増え、かつ還元キャンペーンなどで利用者が増えたことで、
ますますQRコード決済の利用が増えています。
すべて導入するか、お客様層に合わせて絞るか
このような状況で、どの決済手段を導入するべきでしょうか。
方法は大きく2つです。
①何も考えずにすべてのキャッシュレス決済を導入する!
クレジットカード、QRコード、電子マネーのマルチ決済対応として、
すべてを導入する選択です。
ただし、その分決済サービスの初期費用、月額費用は増えるためご自分のお店では
「クレジットカード決済は必要か?」
「電子マネー決済は必要か?」
といった利用するお客様のニーズの判断は必要になります。
②地域やお客様の年齢層、決済単価から判断して絞る!
お店の立地環境は?駅が近い?近くにイオンなど大型ショッピングセンターなどが多い?
商品の単価は低い?高い?
お客様の年齢層は?
日々、それらの情報を収集しながら決済手段を絞るのも1つの手です。
キャッシュレス決済は必ず売上に対する「手数料」が取られます。
幅広くお客様の要望に応えるか?それとも絞って残る利益を重視するか。
キャッシュレス決済の動向にアンテナを立てる
キャッシュレス業界は、とても速いスピードでどんどん進化し、
トレンドもどんどん変わっていきます。
もしかしたら、いつかは決済端末自体が必要のない時代も来るかもしれません。
(業界内では、実際に決済端末はなくなるだろうと言われています。。。)
どのような決済サービス、決済手段を選択するかは、
決済代行会社やカード会社に相談してみるのも1つの手です。
しかし、より客観的な情報を得るためにはやはり自分で調べるしかありません。
今回、上記で書いた情報は、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が出している
キャッシュレス・ロードマップから引用しています。
毎年、最新の情報をホームページ等で提供しているのでチェックしてみると面白いです。
ステイブル行政書士オフィスは、キャッシュレス業界で15年以上営業の仕事をし、
数百以上の決済端末導入のプロジェクトに携わった経験、ノウハウがあります。
お店のキャッシュレス決済対応について、無料相談を受け付けています。
どんな基本的なことでも、些細なことでも大歓迎です。
「キャッシュレス決済、、、やらないといけないけどめんどくさい。。。」と思ったら、
ぜひお気軽にご連絡をください。
今後もキャッシュレス決済導入に役立つ情報を発信していきます!
UnsplashのSumUpが撮影した写真(使用画像)
引用:キャッシュレス・ロードマップ2024年 一般社団法人キャッシュレス推進協議会
この記事を書いた人:行政書士 松本 英之
ステイブル行政書士オフィスでは、これから飲食店を開業するために必要な、飲食店営業許可申請(保健所)や深夜の酒類提供の届出(警察署)の書類作成、代行サービス、キャッシュレス業界の表と裏を知る行政書士が、店舗のキャッシュレス対応のアドバイス、コンサルティングも行っております。申請に必要な図面作成の代行サービスもあります(建築CAD検定資格保持)。