飲食店営業許可の手続きとは?キャッシュレス決済専門の行政書士が解説~その③最終回~
飲食店営業許可の最終関門とは?
前の記事はこちら→「飲食店営業許可の手続きとは?キャッシュレス決済専門の行政書士が解説~その②~」
前回は、飲食店営業許可に必要な申請書類、食品衛生責任者の資格、申請の手数料などについて解説しました。
今回は許可を取るための最終関門、
営業所の「現地検査」などについて解説します。
いくら書類をきちんと用意しても、
現場の検査で、
これでは許可は出せないですね・・・
となってしまっては意味がないです。
検査までに何をどのように準備、確認しておくべきか理解が大切です。
それでは詳しく見ていきましょうー!

お店の現地検査までにすべてを完璧に準備するのか
保健所によるお店(営業所)の現地検査では、
「調理場」と「トイレ(水回り)」が一番重要です。
テーブルや椅子など客席や調理器具などは間に合っていなくても問題ありません。
水はきちんと出るか?
お湯はきちんと出るか?
手洗設備は再汚染が防止される構造か?
など、最低限これらは整えておく必要があります。
必要な設備などは前回もお伝えした下記の手引きを参考にしてください。
もちろん、保健所との事前相談でのすり合わせも大切です。

いよいよオープン!許可と許可書
無事、現地検査が完了すれば、早ければ同日、2~3営業日で飲食店営業が許可されます。
営業許可書は、許可された日から約1~2週間程度かかります。
いつ許可されるのか、いつごろ許可書が発行されるのかは申請の際に確認しておきましょう。
ちなみに、当然ですが、あくまで飲食店営業許可ですので
「接待行為」「深夜にお酒を提供する」「深夜に遊興」
などの営業はできませんので注意してください。
これらには別の許可や届出が必要です。
飲食店営業許可が取れたら、
お店には「許可書」と「食品衛生責任者の名札」を掲示してください。
飲食店営業許可と深夜酒類提供飲食店の届出をセットで

飲食店営業許可は、夜のお店を営業する場合にも前提となる許可です。
もし、深夜にお酒を提供したい(バーなど)、
接待をするお店を営業したい(風俗営業許可)などの場合も、
先に飲食店営業許可を取っておく必要があります。
申請、届出のときも飲食店営業許可書のコピーを添付します。
つまり、飲食店営業許可 → その他許可、届出 という流れになるので、
飲食店営業許可はシンプルで簡単だからといって不正確な情報で申請をしてはいけません。
最初から深夜酒類提供飲食店も営業したい、
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UnsplashのSérgio Alves Santos
この記事を書いた人:行政書士 松本 英之
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